「どうせ頭悪いから」理事長から40分間暴言…給与未払い問題の高校の元生徒が提訴へ

「どうせ頭悪いから」理事長から40分間暴言…給与未払い問題の高校の元生徒が提訴へ
MBSニュース 2022/6/9(木) 12:12配信

 教職員への給与未払いなどが問題となった和歌山南陵高校をめぐり、元生徒が野球部の指導で精神的苦痛を受けたとして、理事長らを相手に損賠訴訟を起こすことがわかりました。

 訴状によりますと、和歌山南陵高校の元生徒で硬式野球部の主将だった男性(17)は去年9月、野球部の総監督も務めていた小野和利理事長が“懲罰的な練習”を提示したことに反対しました。その際、「お前がキャプテンだからこんな問題が起きるんだ」「どうせ頭悪いからテストの点数も悪いんだろ」などと約40分間暴言を浴びせられ、翌月には主将を辞めさせられました。

 男性はその後、転校を余儀なくされ精神的苦痛を受けたとして、小野理事長と学校法人を相手に566万円の損害賠償を求めて提訴するということです。

 和歌山南陵高校は「訴状については何も把握していない」としています。

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