大津・中2自殺:教育長が退任陳謝 解明前に「引責」 /滋賀
毎日新聞 2012年12月21日(金)15時39分配信
大津市立中学2年の男子生徒が昨年10月に自殺した問題で、今月24日の任期満了で退任する大津市の沢村憲次教育長が20日、市教委定例会で「警察の捜査や第三者調査、民事訴訟が継続し、今後全容が解明される時に退任するのは心苦しく申し訳ない」と陳謝した。
同市教育委員は任期4年で通例2期まで。沢村氏は1期目で教育長を務めていたが、越直美市長が「改革にふさわしい人を選ぶ」として再任せず、事実上の引責とみられる。
問題解明への影響について「第三者調査委の聞き取りは終えた」とし、「いじめの早期発見・早期対応ができず申し訳なく責任を感じている」と述べた。
沢村教育長は一連の対応で批判を浴び、今年8月に教育長室に侵入した男子学生にハンマーで頭を殴られ重傷を負って入院、約1カ月半公務を休んだ。20日は最後の公の場だった。越市長は後任を第三者調査委の報告後に選任する方針で、教育長は当面不在となる。
自殺した生徒の父親(47)は「問題解決前に責任者がいなくなるのはおかしい」と話した。【千葉紀和】
12月21日朝刊