体罰:男性教諭が 県教委、処分を検討−−新郷村・野沢中 /青森
2009年3月5日12時3分配信 毎日新聞
新郷村西越の野沢中学校(一戸宗雄校長、19人)で、30歳代の男性教諭が1〜3年の男子生徒9人に、頭をたたくなどの体罰をしたことが4日、明らかになった。
一戸校長によると、教諭は赴任した06年4月〜今年1月、宿題を忘れるなどした生徒を注意する際、頭をたたいたり脚をけったりしたという。生徒らにけがはなかった。先月18日に生徒らが教頭に相談して発覚。教諭は「(生徒を)よくしようと思ってやったが、感情をコントロールできなかった」と認めているという。同校は3日夜、保護者を集めて体罰があったことを謝罪し、保護者側は納得したという。
一戸校長は「体罰に気づくことができず、生徒と保護者に本当に申し訳なかった」と話した。県教委は「詳細を確認した上で、処分を検討したい」としている。【喜浦遊】
3月5日朝刊