中1死亡、「部活で孤立」母相談…担任報告せず
読売新聞 2014年1月27日(月)16時49分配信
山形県天童市の市立中学校1年の女子生徒が、「いじめにあっていた」との内容をノートに書き残し、今月7日に線路内に入って山形新幹線にはねられ死亡した問題で、女子生徒の母親が昨年6、7月に2回、部活動での孤立を心配して担任教諭に相談したが、担任が校長に報告していなかったことが、市教委への取材でわかった。
担任は女子生徒と面談して「問題はない」と判断したという。
市教委によると、母親からは「学校や部活動で孤立していないか」という相談だった。担任は部活動の顧問に伝え、女子生徒と2回にわたって面談したが、女子生徒が「大丈夫です」と答えたため、担任と顧問は「1人でいるのが好きな生徒。いじめはない」と判断したという。