名古屋の進学塾代表、山口組系風俗店に6億円融資
朝日新聞デジタル 2014年3月1日(土)8時39分配信
東海地方で私立小学校や進学塾を運営する名進研グループ(名古屋市)の豊川正弘代表(64)が2004年と05年、指定暴力団山口組弘道会の資金源とされる風俗店グループ側に3億円ずつ計6億円を融資していたことがわかった。風俗ビルの建設や賭けゴルフの借金返済に充てられたという。
豊川代表は朝日新聞の取材に融資の一部を認め、「小学校設立に出資を約束してくれたため、頼みごとを聞いた」と説明している。
名進研グループは、進学塾「名進研」40校を運営するほか、12年春には名進研小学校(同市守山区)を開校した。豊川代表は名進研を経営する「教育企画」社長で、小学校を運営する学校法人「名進研学園」の元理事長。
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脱税で進学塾社長に有罪判決 岐阜地裁
2010/10/19 14:02 【共同通信】
東海地方で進学塾「名進研」を展開する「教育企画」(名古屋市)の社長で、所得税約3千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた豊川正弘被告(60)の判決で、岐阜地裁(山田耕司裁判長)は19日、懲役8月、執行猶予3年、罰金800万円(求刑懲役8月、罰金800万円)を言い渡した。
判決によると、豊川被告は2005年までの2年間で、不動産取引や賃料収入で得た個人所得約9500万円を申告せず約3千万円を脱税した。
山田裁判長は判決理由で「税務署に虚偽の申告書を提出するなど法意識に欠け、脱税額も少なくない」などと指摘。豊川被告は判決後、控訴する意向を明らかにした。
名進研は、小中高の生徒を対象に愛知、岐阜両県を中心として約40の教室を開いている。