関大の小中高、教諭に違法残業…是正勧告2度

関大の小中高、教諭に違法残業…是正勧告2度
読売新聞 2018/4/3(火) 19:42配信

 学校法人「関西大学」(大阪府吹田市)が、運営する小中高の教諭に違法な残業をさせたとして、茨木労働基準監督署から是正勧告を2度受けていたことがわかった。

 時間外労働をさせる際に必要な労使協定(36協定)を結ばず、勤務時間も管理していなかった。残業が年間2000時間以上と、過労死ラインを超える教諭もいたという。

 同法人によると、勧告は昨年4月と今年3月にあり、同大初等、中等、高等各部(同府高槻市)の教諭が対象。昨年4月の勧告では協定がないまま残業させていたことや、出退勤時間を把握していなかったことなどが労働基準法違反とされた。

 同法人が教諭61人についてパソコンの使用時間を基に調査したところ、2016年度、52人が法定労働時間(1日8時間)を超えて働いていた。中等部の男性教諭は年間2042時間、月平均170時間と、国が定める過労死ライン(月80時間)を大幅に超えていたという。

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