群馬・藤岡市の中学生転落事故 調査委「いじめあった」認定 部活内で陰口
群馬テレビ 2022/11/2(水) 18:32配信
今年1月、群馬県藤岡市の公立中学校で校舎の3階から生徒が転落した事故で、市の教育委員会は「生徒のいじめがあった」とするいじめ問題調査委員会の報告書を公表しました。
この事故は、今年1月11日の午前8時ごろ藤岡市の公立中学校で、生徒が校舎3階にある特別教室の窓から転落し、両足や骨盤を折る大けがを負ったものです。生徒は退院後も通学できず、自宅で週に2回学習支援を受けているということです。
この生徒を巡っては、去年11月から関係生徒らとのトラブルがあったことを学校も把握していました。市の教育委員会は、いじめなどにより自殺を図った可能性もあるとみて外部の有識者による市のいじめ問題調査委員会に調査を依頼していました。
2日に公表された調査委員会の報告書によりますと、事故の原因は、同じ部活動に所属する5人以上の生徒によるいじめと認定されました。生徒は、関係生徒1人との喧嘩から所属する部活動内で孤立感や疎外感を感じるようになり、陰口を言われ、心的な苦痛も感じていたということです。
市の教育委員会は「いじめ防止のマニュアルに沿っていなかった。いじめが深刻なものだと認識していなかった」と謝罪しました。生徒とその保護者は、復学の意思を示していて、市の教育委員会は復学に向けて支援する方針です。