スクールバスに置き去り、小1男児が自らクラクション 岩手・一関

スクールバスに置き去り、小1男児が自らクラクション 岩手・一関
河北新報 2022/11/8(火) 19:41配信

 岩手県一関市教委は8日、市立小学校に通う1年生男子児童(7)が2日にスクールバス車内に一時置き去りになったと発表した。男児は自ら運転席のクラクションを鳴らし、男性運転手(72)が気付いて無事だった。閉じこめられたのは1分ほどだった。男児は車内に取り残された場合、クラクションを鳴らすよう保護者から教わっていたという。

 市教委によると、スクールバスは2日午後3時ごろに小学校を出発、同3時半ごろ車庫に入った。運転手は全員が降りたと勘違いし、車内の確認を怠り下車して施錠。後部座席で寝ていた男児はドアが閉まる音で目を覚まし、クラクションを鳴らした。バスを離れようとしていた運転手が気付き、男児を保護した。

 バスには出発時、児童が5人乗車したが、運転手は4人しか乗っていないと思い込み、置き去りにした男子児童が乗っていることを把握していなかった。

 市教委の小菅正晴教育長は「不安を与え、多大なご迷惑をおかけした。児童の行動がなかったらと思うと身がすくむ」と謝罪した。

 市教委は9月に静岡県牧之原市の認定こども園で女児が通園バスに置き去りにされ死亡した事件を受け、スクールバスを委託する運行会社に車内確認を徹底するよう通知していた。

 運転手は私用で急いでいたため運行後の車内確認を怠ったという。市教委は運行会社に再発防止を求めた。

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