中学校の“いじめ”で娘を亡くした両親 同級生に165万円の損害賠償を求め提訴
MRO北陸放送 2024/8/20(火) 20:17配信
石川県野々市市の中学1年生だった女子生徒の自殺を巡り、生徒の両親がいじめをしたとされる同級生に対し、損害賠償を求める裁判を金沢地裁に起こしました。
野々市市の布水中学校に通っていた当時1年生の女子生徒は2021年2月、いじめを苦に自ら命を絶ちました。女子生徒の両親は授業中や教室などで仲間外れにしたことなどが自殺の原因になったと主張し、生徒8人と教員1人に損害賠償を求める民事調停を申し立てていました。このうち、生徒4人と教員とは調停が成立、3人とは継続中、今回訴えを起こした同級生の生徒とは不成立に終わっていました。両親は16日付けでこの同級生に対し、165万円の損害を賠償するよう求めています。
両親はこのほか、学校側がいじめの防止措置を怠ったとして野々市市に対し7727万円余りの損害賠償を求めていて、来月9日に初弁論が開かれます。
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