PTSD:石川・加賀のいじめ損賠訴訟 控訴審始まる−−高裁金沢支部 /石川

PTSD:石川・加賀のいじめ損賠訴訟 控訴審始まる−−高裁金沢支部 /石川
毎日新聞 2013年3月12日(火)16時6分配信

 加賀市の小学校で、低学年時に複数の同級生からいじめを受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、女児(12)と両親が、同市と同級生の保護者に損害賠償を求めた裁判の控訴審の第1回口頭弁論が11日、名古屋高裁金沢支部(市川正巳裁判長)であった。
 女児側は1審で加賀市と、同級生9人の保護者を提訴。控訴審では、うち同市と同級生2人の保護者を相手に約4100万円の損害賠償を求めている。一方、1審・金沢地裁小松支部の判決で、女児をいじめたと認定された3人の同級生の保護者側も控訴。同市は控訴していない。
 女児側は、「1審判決はいじめを限定的にしか認めておらず、後遺障害の程度の認定も低い。事実誤認がある」と主張。一方、保護者側は1審が認定した「違法ないじめ」は行っていないと主張。女児がPTSDを発症したとは認められないとした。
 1審判決によると、女児は小学1、2年だった07年〜08年、同級生3人から「きもい、うざい」などと言われるなどのいじめを受けた。また、担任教師もいじめの防止措置を取るべきだったなどとして、3人の保護者と市に慰謝料など約700万円の支払いを命じた。【丹下友紀子】
3月12日朝刊

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