琉大、非常勤講師の雇い止め撤回
沖縄タイムス 2013年3月30日(土)11時19分配信
4月の改正労働契約法施行に伴い、雇用に関する基本方針で非常勤教員の雇用期間の限度を「通算5年」と提案していた琉球大学は29日までに、非常勤講師について適用しないことを決めた。非常勤職員には引き続き適用する。
改正労働契約法はパートや契約社員らの雇用の安定が目的。同じ職場で5年を超えて働いた場合、無期限雇用に転換できることなどを盛り込んでいる。
琉大は2月、文科省の補助金の減少による人件費不足を理由に、非常勤教員の雇用期間を原則5年とすることなどを盛り込んだ基本方針を通告。これに反対する非常勤講師らが大学側に再考を求めていた。
非常勤講師の適用除外について、琉大の矢崎雅之総務部長は「弱い立場の人を守るという改正労働契約法の趣旨に乗っ取って決めた。詳しい労働条件などは今後の団交で決めたい」と話している。大学等非常勤講師ユニオン沖縄の新城知子書記長は「5年を上限とする雇い止めが撤回できた。全国の非常勤教員の方々に力を与える結果になった」と評価した。