体罰根絶へ研修 紀南の運動部指導者 県教委

体罰根絶へ研修 紀南の運動部指導者 県教委
紀伊民報 2013年10月5日(土)16時50分配信

 部活動中の体罰が社会的な問題になっていることを受け、和歌山県教委は4日、田辺市新庄町のビック・ユーで中学、高校、特別支援学校の教職員を対象に部活動指導の研修会を開いた。紀南地方の学校に勤務する教諭ら54人が参加し、グループでの討論に取り組みながら効果的な指導方法を学んだ。

 県教委が部活動指導に特化した研修会を開催するのは本年度が初めて。運動部活動指導に携わる教職員と外部指導者を対象に、3日から県内4会場で計5回開催する。

 この日の研修では、子どもたちが目標達成のために自ら考え行動できる集団運営など、体罰を防ぐための指導方法を実践的に学んだ。部活動中のけがや事故防止などについても要点を確認した。

 講師は県教委健康体育課の指導主事と、元小学校長で対人能力を伸ばす教育の普及に取り組むNPO「青少年育成支援フォーラム」講師の北山敏和さん=田辺市中万呂=が務めた。

 北山さんは、学級や部活動など、子どもたちがあらゆる場面で集団を通じて学んでいることを説明。良い集団の重要な要素として「互いに知り合う」「全員が意見を発言できる」「ルールを守る」「思いやりを持つ」の4点を挙げた。

 参加した教諭らは実際に7、8人の集団に分かれて部活動指導で感じている課題点を意見交換。生徒の立場で理想の部活動やそのために必要なルールを話し合い、子どもの意見を引き出す方法やアドバイスの仕方など指導方法を考えた。

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