懲戒処分:酒気帯び運転の高校講師、県教委懲戒免 /宮崎

懲戒処分:酒気帯び運転の高校講師、県教委懲戒免 /宮崎
毎日新聞 2013年11月23日 地方版

 県教委は22日、酒気帯び運転で自損事故を起こし逮捕された県立都農高の中村徳彦常勤講師(53)を懲戒免職処分とした。

 県教委によると、中村講師は10月18日夜?19日早朝、宮崎市内の飲食店2カ所で焼酎の水割り計10杯を飲酒した後、乗用車を運転。同市江平西1の国道10号沿いの民家のブロック塀などに衝突し、宮崎北署に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された。

 中村講師は酒気帯び運転を認め「取り返しの付かないことをした」と話しているという。県教委は、飲酒直後の運転で悪質である点や教職員のボーナス算定基準日が迫っていたことなどから、21日に臨時の教育委員会を開き対応を協議していた。

 一方、県人事課は22日、現金7000円を盗んだとして小林食肉衛生検査所の女性主任技師(45)を停職2カ月の懲戒処分とした。

 人事課によると、主任技師は10月、都城市内のパチンコ店の自動精算機から別の客の現金を盗んだとして窃盗容疑で都城署に逮捕された。宮崎地検都城支部が11日、起訴猶予とした。

 河野俊嗣知事は19日、この2件を含め県職員の不祥事が相次いだため、全庁の幹部に再発防止などを求める異例の通知を出している。

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