わいせつ教員07年度は164人…被害者44%教え子

わいせつ教員07年度は164人…被害者44%教え子

 わいせつ行為で2007年度に処分を受けた公立小中高校などの教員は、前年度比26人減の延べ164人だったことが、文部科学省の集計で25日分かった。過去最悪だった03年度を32人下回ったが、なお高い水準で推移。被害者が自校の児童生徒、卒業生だった割合は44.5%に上った。

 セクハラを含むわいせつ行為の処分者は、▽小学校45▽中学55▽高校57▽中等教育学校1▽特別支援学校6。懲戒処分は免職83人を含む139人。ほかに諭旨免職が11人、訓告などが14人いた。

 態様別では体に触ったのが40人、性交が34人、盗撮・のぞきが19人。場面としては授業中が4.9%、放課後が11.6%、部活動中が5.5%を占めた。

ZAKZAK 2008/12/26

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