セクハラ校長を懲戒免職 広島県教委
2008/12/17 20:16更新 産経新聞
広島県教育委員会は17日、部下の女性にセクハラ(性的嫌がらせ)を繰り返したのは信用失墜行為に当たるとして、福山市立泉小学校の細野恭平校長(59)=病気休職中=を懲戒免職にした。
県教委によると、細野校長は9月、勤務中や休日に校内で女性の胸を触ったり肩を抱いたりしたほか、7月と9月にはホテルに誘い、性的関係を持ったとされる。
10月中旬、女性が教頭に相談し発覚。県教委の聴取に細野校長は「自分に好意があると思っていた」と事実を認めた。
女性は「やめてください」と拒んだが、「学校のことは何でもできる」と上司の立場を強調して迫られ、逆らえなかったという。
榎田好一教育長は「非常に遺憾で、強いショックを受けている。校長、職員に再発防止を指導していく」と話している。