中学教諭飲酒運転で免職 小学校では体罰で戒告
2009年6月30日16時46分配信 紀伊民報
県教委は29日、飲酒運転で人身事故を起こしたとして紀の川市立荒川中学校の男性教諭(23)を懲戒免職に、児童に体罰を加え、けがをさせたとして、みなべ町立南部小学校の男性教諭(33)を戒告処分にした。
県教委によると、荒川中の男性教諭は6月20日午後5時半から10時ごろまで、岩出市内で同僚や教育実習生ら8人と飲酒。ビールを5杯以上飲んだという。その後、代行業者を利用して、荒川中まで戻り解散。他の参加者は迎えを呼んだり、徒歩などで帰宅したが、男性教諭は「車で寝る」などといって残った。しかし、午後10時半ごろ、乗用車を運転して同市打田の国道24号交差点で、家族4人が乗る乗用車と衝突。2人に軽症を負わせた。
同校では昨年12月に別の教諭が飲酒運転で停職6カ月の処分を受けている。県教委は「2回も続くとは信じられない」と話している。校長(54)も減給10分の1、1カ月の処分とした。
一方、南部小の男性教諭は5月18日、授業の終わりに黒板の内容をノートに写すよう指導したのに、男子児童(10)が従わず、教室を離れようとしたとして両手で頭を強くつかんで揺さぶり、顔や額を平手でたたいた。児童は額左と右耳後ろにあざができ、5日間のけがを負った。
教諭は同日に児童の母親に「きつくしかった」と説明したが、校長らには報告していなかった。翌日、母親が町教委に連絡し、校長が事実確認をした。教諭は5月25日から29日まで謹慎した。
体罰後、児童は登校を拒否していたが、6月1日から登校を再開。カウンセラーらが心のケアをしている。学校は担任を別の教諭に交代させた。みなべ町教委は校長(55)を文書訓告とした。