鈴鹿の中学教諭わいせつ:市教委、対応追われる 教育長「期待と信頼を失墜」 /三重

鈴鹿の中学教諭わいせつ:市教委、対応追われる 教育長「期待と信頼を失墜」 /三重
毎日新聞 2010年12月8日(水)12時31分配信

 鈴鹿市で市立中学校教諭の黒川裕樹容疑者(50)が教え子の女子生徒に性的な行為をしたとされる児童福祉法違反事件で、鈴鹿市教委は7日、市内の小中学校長と幼稚園長を招集し、臨時校園長会議を開くなど対応に追われた。会見した市教委幹部は「教育に対する期待や信頼を失墜させ、深くおわびします」と陳謝した。
 市役所で行われた臨時校園長会議には中学9人、小学30人、8幼稚園長らが出席した。水井健次教育長が「児童・生徒の健全育成を指導する教員が法に触れる行為に至ったことは遺憾で、保護者や市民の期待と信頼を失墜させた」と述べた。
 また、市教委の市川春美次長らが会見し、深々と頭を下げた。黒川容疑者について、市川次長らは「校長によると、本人はまじめで、勤務状況も良好で、保護者などから苦情もなかった」と話していた。【大原隆】
〔三重版〕

12月8日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする