<東京大>アカハラで50代准教授を懲戒処分
毎日新聞 2011年4月28日(木)12時20分配信
東京大学(東京都文京区)は28日、50代の准教授が01〜09年、ゼミで指導する大学院生数人に「アカデミック・ハラスメント」にあたる威圧的な言動を繰り返していたとして、27日付で停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
大学によると、准教授は大学院生を怒鳴りつけミーティングでの発表をさえぎったり、研究室で飲酒したまま指導。准教授は反省しているという。09年7月に大学のアカデミック・ハラスメント防止委員会に被害の申し立てがあり、聞き取り調査で判明した。
田中明彦副学長は「全学を挙げて再発防止に当たっていきます」とコメントした。【真野森作】