運転免許証更新のため視力検査を受けていた女性から1万円を盗んだ窃盗の罪で竹原警察署の巡査長の男(31)が、10日起訴されました。 起訴状などによりますと、竹原警察署・交通課の巡査長増本慎也被告(31)は今年6月、当時勤務していた大崎上島分庁舎で、免許更新のため視力検査を受けていた女性(78)から1万円札を盗んだ罪に問われています。 逮捕当時、増本被告は警察の調べに対し「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めています。 捜査関係者によりますと、この犯行の約3カ月前、高齢男性が免許更新のために分庁舎を訪れ、視力検査を受けたあとに現金10万円がなくなったと被害届を出していて、警察は、増本被告が関与した可能性もあるとみて捜査しているということです。