ナイフ突き付け「金出せ、金出せ」"500円強盗" は逮捕時の所持金ゼロ…逃走した犯人の男(68)をパチンコ店の駐車場で緊急逮捕 防犯カメラの映像からわかったことは…(山形)

おととい、山形県川西町で女性から現金500円を奪って逃げたとして、きのう緊急逮捕された68歳の男が「金がほしかった」という趣旨の話をしていることがわかりました。 また、防犯カメラの映像から、男は犯行前から現場付近にいたとみられるということです。 強盗の容疑できのう緊急逮捕されたのは、川西町時田の無職松浦昭一容疑者(68)です。 警察によりますと、松浦容疑者は、おととい午後9時40分ごろ、川西町上小松のコインランドリーの駐車場で57歳の女性から現金500円を奪った疑いがもたれています。 当時、松浦容疑者は、女性が乗っていた車の運転席側の窓ガラスをたたきドアを開け、カッターナイフを突きつけて「金出せ、金出せ」などと言って脅したということです。 金を奪った後は、軽乗用車に乗って現場から逃げていました。 ■パチンコ店の駐車場で緊急逮捕 警察が行方を捜していたところ、きのう米沢市内のパチンコ店の駐車場で松浦容疑者のものとみられる車を発見し、店から出て、車乗り込もうとしたところを職務質問しました。 そこで松浦容疑者は素直に応じ、犯行を認めたことなどからきのう午後1時ごろ警察がその場で松浦容疑者を緊急逮捕しました。 捜査関係者によりますと、松浦容疑者は「金がほしかった」という趣旨の供述をしているということです。 ■逮捕時の所持金は… 逮捕時、松浦容疑者は所持金がなく、奪った500円も持っていなかったということです。 松浦容疑者が乗っていたとみられる車からは犯行に使ったとみられるカッターナイフ1本が押収されています。 また、現場周辺の防犯カメラに映った松浦容疑者や犯行に使われた車の状況から、松浦容疑者が犯行前から現場付近にいたとみられることがわかりました。 警察は松浦容疑者の行動や、犯行に至ったいきさつなども含め詳しく調べを進めています。

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