故意に「クーリングオフ」の説明しなかったか…屋根修理の訪問販売で 20代の男2人を逮捕 静岡県警富士署

静岡県東部で、屋根の修理の訪問販売をした際、「クーリング・オフ」の説明を故意にしなかったなどとして、神奈川県の会社員の男ら2人が逮捕されました。 特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、神奈川県大井町に住む会社員の男(29)と建設作業員の男(28)です。2人は共謀し、去年8月下旬から9月上旬の間に、屋根修理業者として静岡県東部に住む60代の男性の自宅を訪問し、屋根の補修などを行う契約を結びましたが、その際、男性に契約を申し込み後でも一定期間無条件で解除でき「クーリング・オフ」について故意に説明せず、契約書にうその会社所在地を載せるなどした疑いが持たれています。 警察によりますと、2人に関する別件の捜査で今回の事件が分かりました。認否について、警察は2人は共犯関係にあるとみて、明らかにしていません。警察は同様の事件を県東部で複数把握し、屋根の修理は実際に行われていましたが、この修理が必要なものだったのか、また修理として適正なものだったのかなどを慎重に調べています。

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