京都府立医科大学付属病院に勤める男性看護師が、SNSで知り合った未成年の女性に性的暴行をした上、その様子を動画で撮影したなどとして、11日逮捕されました。 11日、不同意性交や性的姿態撮影などの疑いで逮捕されたのは、京都府立医科大学付属病院に勤める看護師、西尾蒼典容疑者(26)です。 警察によりますと西尾容疑者はおととしから去年にかけ、SNSを通じて知り合った当時15歳の女性に対し、未成年であると知りながら性的暴行をし、その様子を携帯電話で撮影したほか、去年1月に女性に面会するよう記載した内容のメッセージを送り、面会を強要しようとした疑いがもたれています。 女性は面会を拒否して友人に相談。友人がメッセージが届いた翌日に大阪府警に相談し、その後、京都府警が捜査していました。 被害女性の通信履歴などから、西尾容疑者が浮上していて、今年の8月13日、容疑者が別の未成年に対する不同意わいせつの疑いで逮捕された際、押収された携帯電話に被害女性が写った画像データが見つかり、11日、逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し、西尾容疑者は「こころあたりはありません」と容疑を否認しています。 警察は余罪など、詳しく調べを進める方針です。