暴力団「工藤組」20代以下の組員が福岡ではゼロに…「匿流」使った特殊詐欺に資金源変容か

特定危険指定暴力団工藤会(本部・北九州市)の福岡県内で活動する組員のうち、20歳代以下が昨年末時点でゼロになったことが、県警への取材でわかった。統計が残る2013年以降で初めて。工藤会トップで総裁の野村悟被告(78)を逮捕した「頂上作戦」の着手から11日で11年。工藤会は高齢化や警察の取り締まり強化の影響で弱体化が進む一方、県外に活動範囲を広げている若手も確認されており、警察当局は実態把握を進めている。

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