14日昼前、北九州市小倉北区で停車中の車に追突してけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃走したとして22歳の建設業の男が逮捕されました。 男は「別の追突事故を起こした後、パニックになりその場から逃げました」と容疑を認めているということです。 過失運転傷害と道路交通法(救護義務)違反の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉北区徳吉西に住む平尾海斗容疑者(22)です。 平尾容疑者は、14日午前11時45分ごろ、小倉北区京町の県道で渋滞で停車中の乗用車に後方から追突して運転手の51歳の男性にけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。 運転手の男性からの110番通報で事件が発覚。 その後、小倉北区霧ヶ丘の他人の駐車場で、パトロール中の警察が破損して特徴が似ている乗用車を発見。 乗用車の登録情報や親族からの聞き取りなどから平尾容疑者の関与が浮上。 取り調べに対し平尾容疑者は「別の追突事故を起こした後、パニックになりその場から逃げました」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、この事故の直前に周辺で別の当て逃げとひき逃げ事件が起きていて、警察は平尾容疑者が関与した可能性があるとみて捜査を進めています。