韓国 きょうのニュース(9月17日)

◇北朝鮮非核化は「韓米の究極目標」 凍結・縮小・廃棄の手順を強調=韓国高官 魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長はソウル市内で開かれた懇談会に出席し、北朝鮮の非核化問題について「朝鮮半島の非核化は韓国や米国が伝統的に持っている究極の目標であり、北がこれを好むと好まざるとにかかわらずその目標に変わりはない」との考えを示した。魏氏は「この目標に近付くためには、まず北の核・ミサイルプログラムを凍結させることが重要だ」とし、凍結した後に縮小、廃棄する手順を踏まなければならないと説明した。 ◇旧統一教会総裁を聴取 逮捕状請求の可能性示唆=特別検察官 尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る不正疑惑を捜査する特別検察官チームはソウルの特別検察官事務所に出頭した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)トップの韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁について、今後は法に従って厳正に対処するとし、韓氏の逮捕状を請求する可能性を示唆した。韓氏は特別検察官側から3回にわたり出頭を求められたがこれに応じず、自身が出頭する日を協議なしに決めて通知。この日取り調べを受けた。 ◇「漢江バス」18日運航開始 水上からソウルの名所一望 ソウル市の新たな水上の交通手段として期待される「漢江バス」の正式運航開始を翌日に控え、汝矣島の船着き場で就航式が開催された。漢江バスは汝矣島、狎鴎亭、蚕室など七つの船着き場、28.9キロの区間を結ぶ環境に優しい水上交通機関として注目を集めた。通勤用交通手段としての競争力は未知数だが、ソウル市は漢江バスが単なる乗り物の枠を越え、市民の日常に余裕をもたらす空間になると説明する。 ◇APEC首脳会議に「トランプ氏出席」 米駐韓大使代理 米国のジョセフ・ユン駐韓大使代理はソウル市内で開かれた韓米同盟財団など主催のイベントで演説し、10月末に慶州で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にトランプ米大統領が出席することを明らかにした。 ◇ロッテカードがハッキング被害 数百万人の顧客情報流出か 約960万人の会員を有するロッテカードのハッキング被害が想定より大きいとされ、波紋が広がっている。被害者規模が数十万人から数百万人に達する可能性があるとの見方も出ている。同社や金融当局は18日、ハッカー攻撃による顧客情報の流出規模などを公表する。

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