暴力団員であることを隠してゴルフ場を利用したとして、佐久市の暴力団員の男が、18日午前、警察に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、佐久市瀬戸の自営業で、指定暴力団稲川会傘下組織代表の53歳の男です。 佐久警察署などの調べによりますと、男は、5月26日、暴力団員であることを隠したまま、暴力団員の施設利用を禁止している県内のゴルフ場を利用した疑いです。 2011年に施行された県の暴力団排除条例では、ゴルフ場やホテル、旅館などに対して、暴力団の活動や運営に役立つことになる契約をしないよう努めることを求めていて、男が利用したゴルフ場も、当日の利用に際して暴力団関係者でないことの確認を求めていました。 調べに対し男は、容疑を否認しているということです。