さいたま地検は19日、草加市の学習塾に全裸で侵入した疑いや、車でバイクに衝突し男性を殺害した疑いなどで、あわせて9回逮捕された容疑者の男の刑事責任能力の有無を判断するため、鑑定留置を始めました。 ことし4月21日、死亡ひき逃げ事件や強盗致傷事件などがさいたま市や川口市などで相次いで発生し、警察は、草加市の塾に侵入した疑いで、住所不定・無職の西村大輔容疑者(48)を現行犯逮捕しました。 県警によりますと、西村容疑者は、同じ日に強盗未遂や当て逃げなどの事件や事故を起こした疑いがあり、1人が死亡、14人が重軽傷を負ったとしています。 さいたま地検は、19日からおよそ4か月の予定で西村容疑者の鑑定留置を開始し、刑事責任能力の有無を判断します。