車内には3分の2ほど飲まれた焼酎の1.8リットル紙パックがあったということです。福岡県粕屋町で酒を飲んで車を運転したとして、会社員の男が現行犯逮捕されました。 警察によりますと21日午後11時過ぎ、糟屋郡粕屋町で「後輪のタイヤがパンクし蛇行運転する車両。事故が起きそうで危険」と目撃者から110番通報がありました。 警察が付近を捜索したところ、ふらつきながら走る普通乗用車を発見し停止を求めました。 運転していた男の呼気から基準値の2倍を超えるアルコールが検出され、福岡市西区の会社員・稗田秀幸容疑者(56)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の調べに「21日の昼ごろに飲酒したが、その後車内で寝たので体にアルコールが残っていないと思って車を運転した」と容疑を否認しています。 稗田容疑者はキャンプに行っていたと話し、運転していた車からは焼酎の1.8リットル紙パックが4本見つかり、そのうち1本は3分の2ほど飲まれていたということです。