大阪府池田市で、5歳の女の子が腹を刺されるなどして死亡した事件で、警察は34歳の母親を殺人の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、池田市の荒谷光容疑者（34）で、9月12日、自宅のリビングで、娘の心ちゃん（5）の首を手で絞めるなどして殺害した疑いがもたれています。 司法解剖の結果、心ちゃんの死因は窒息で、警察によりますと、胸と腹には刺し傷があり、現場には血のついた刃物が落ちていたということです。 当日、同居する親族の男性が、倒れている2人を見つけ事件が発覚。荒谷容疑者の腹にも刺し傷があり、ケガをしていたことから、警察は回復を待って22日、逮捕しました。 調べに対し、荒谷容疑者は「心を殺して、その後私も死ぬつもりでいました」と容疑を認めていて、警察は無理心中を図ったとみて捜査しています。