9月24日、宮古島市で酒気帯び運転の車と追跡していたパトカーが住宅の壁に衝突する事故があり、警察は運転していた観光客の男を逮捕しました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、京都府の無職・小島皐容疑者(28)です。警察によりますと、9月24日午前1時すぎ「飲み屋から出てきた男が飲酒運転をしようとしている」と目撃者から通報がありました。 警察が捜索したところ、宮古島市平良下里の市道で小島容疑者が運転する車を発見。停止を求めましたが応じなかったため、追跡を開始したということです。 その後小島容疑者が運転する車と追跡中のパトカーは右カーブを曲がり切れず住宅の壁に衝突。この事故で小島容疑者が肘を擦り、同乗していた男性が頭を切るケガをしたほか、パトカーに乗っていた警察官が鼻の骨を折る重傷です。 小島容疑者からは基準値を超えるアルコールが検出され、警察がきのう夕方、酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。調べに対し小島容疑者は「酒を飲んで運転しました」と容疑を認めています。 宮古島警察署は今回の追跡に関して「問題はなかったが、事故防止安全運転を徹底するよう指導していく」とコメントしています。