店の“ロレックス”を勝手に売却 「自分のために使ったが…」買取販売店元店長の男(45)が約820万円を横領か

古物買取販売店の支店長だった男が、客から買い取り保管中だった高級腕時計を他店に売却し、現金約820万円を横領したとして逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区のアルバイト従業員・酒井崇充容疑者(45)です。 酒井容疑者は2020年1月から2023年7月までの間、当時、支店長として勤務していた古物買い取り販売店で、顧客から買い取ったロレックスなどの高級腕時計7本を札幌市内の古物買取店に売却し、約820万円を横領した疑いが持たれています。 警察によりますと、2023年11月、被害法人の役員が「酒井容疑者が在職中、複数の高額腕時計が所在不明になっている」という旨を警察に相談し、事件が発覚しました。 捜査を進めた結果、所在不明の腕時計は、酒井容疑者が売却してたことが判明し、警察は事件発覚から約2年後の2025年9月29日に酒井容疑者を逮捕しました。 警察の取り調べに対し、酒井容疑者は「時計を売って自分のために使ったが、会社の赤字を埋め合わせるためでもあった」と容疑を一部を否認しています。 警察は余罪についても調べを進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする