【事件】成年後見人の財産368万円を着服した疑い 元司法書士の男を逮捕 広島中央署

成年後見人として預かった財産368万円を着服したとして広島県警広島中央署は30日、広島県府中町の自称配送業の男(55)を業務上横領の疑いで逮捕した。容疑者は当時、広島司法書士会所属の司法書士だった。 逮捕容疑は、2022年6月15日から23年1月6日までの間に計17回、広島市西区や東広島市の金融機関4カ所で、成年後見人を務めていた県内の男性(53)名義の口座から現金計368万円を払い出し、着服して横領した疑い。 同署によると、容疑者は19年9月に広島家裁から男性の成年後見人に選任された。23年2月に「成年後見人の財産を横領した」と同署に自首し、同10月に司法書士会を退会したという。 司法書士会によると犯行時は副会長だった。同会は「市民の信頼を著しく裏切る許し難い行為。会員の指導を徹底する」とのコメントを出した。

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