名古屋市中区の路上で、私服の警察官に「飲み屋でよかったら」などと言いながら、しつこく客引きをしたとして、飲食店の経営者と店長が逮捕されました。 愛知県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、中区栄の飲食店を経営する原田典剛容疑者(40)と、店長の田丸詩音容疑者(30)です。 警察によりますと、2人は今年8月、別の男と共謀し、中区栄3丁目の路上で、私服の警察官に、「お兄さん飲み屋でよかったら」などと言いながら、しつこく客引きをした疑いがもたれています。 当時、私服警察官に声をかけた男は、現行犯逮捕されていて、案内先の飲食店の捜査から共犯とみられる原田容疑者らの関与が浮上しました。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 名古屋・栄地区では客引きを利用した店で料金トラブルが多発しているとして、愛知県警が注意を呼びかけています。