東京・町田市で76歳の女性を刺し殺害したとして、逮捕された男が「行政などで思い通りに対応してもらえず冷遇されたと感じた」という趣旨の供述していることがわかりました。 警視庁によりますと、桑野浩太容疑者は町田市のマンションの外階段で、住人の秋江千津子さんを刺し、殺害した疑いなどがもたれています。 秋江さんは買い物帰りに襲われたとみられ、桑野容疑者は「女性の両手が荷物でふさがっていて抵抗されないと思った」「誰でもいいから殺そうと思った」と供述していますが、その後の警視庁への取材で「行政などで思い通りに対応してもらえず冷遇されたと感じた」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。 秋江さんの娘「私がかわりに行ってたらおそらく狙われなかっただろうし後悔ばっかりです。痛かっただろうな、かわいそうしか、痛かったよねしか言えない」 町田市によりますと、これまでに桑野容疑者と行政のトラブルは確認できていないということで、警視庁が動機を慎重に調べています。