飲酒運転で摘発された客に酒を提供していないとする虚偽の会計票を作ったとして、広島中央署は1日、広島市西区に住む飲食店店長の男(28)を証拠隠滅の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は7月25日、勤務先の南区の飲食店で、道交法違反(酒酔い運転)容疑で逮捕、送検された会社役員の男(35)=中区=が飲酒したにもかかわらず、酒を提供していないと装った虚偽の会計票を作成し、9月10日に同署に証拠書類として提出した疑い。 同署によると、容疑者は同店で飲酒後に軽ライトバンを運転し、停車させて寝ているところを職務質問され、酒酔い運転の容疑が発覚した。2人は知人関係で、同署は容疑者が会社役員の男に酒を提供していないと虚偽の報告をするよう依頼したとみている。