「餃子の王将」の運営会社の社長が射殺された事件について、京都地裁は、11月26日に初公判を行うと発表しました。 特定危険指定暴力団工藤会系の組幹部の田中幸雄被告(58)は、2013年、何者かと共謀し、王将フードサービスの社長、大東隆行さん(当時72)を射殺した殺人と銃刀法違反の罪に問われています。 3日、裁判の前に証拠や論点を絞り込む19回目の「公判前整理手続き」が行われ、京都地裁は、11月26日に初公判を行うと発表しました。 田中被告は、逮捕後の調べでは黙秘していて、裁判では犯人性について争われます。 この裁判は、裁判員裁判の対象でしたが、裁判員に危害が加えられる恐れがある場合は除外となり、最高裁判所が去年11月、裁判員裁判の対象から除外する決定をしています。