大阪府警は6日、詐欺事件の容疑者として男1人を逮捕したと発表しました。 詐欺容疑で逮捕されたのは、大阪市西淀川区の会社員 山畑浩之容疑者(58)です。 警察によりますと山畑容疑者は2019年4月から2022年8月上旬までの間、当時勤務していた自動車の販売および整備などを行う会社の経理課長として、複数回にわたり水増し金額を含む公共料金等の代金相当額を記載した払い戻し請求書を同社の経営者に提出し、払い戻し請求書に記載した金額を支払う必要があると誤解させて金融機関に払い戻しを請求し、水増しした計約2100万円を含む現金の払い出しを受け、だましとった疑いがもたれています。 去年、容疑者が勤めていた会社のホールディングスの代理人から「公共料金の請求金額を水増し請求されてだましとられた」と相談があり事件が発覚。 山畑容疑者は会社に提出する払い戻し請書の代金相当額について、水増しした額を書いていたということです。