16年前の事件で去年逮捕された男の初公判です。女性の顔を殴ってわいせつな行為をした罪に問われている男の裁判が始まり男は無罪を主張しました。 起訴状などによりますと、秋田市の無職栗山大樹被告(48)は2009年、県央部の路上を歩いていた当時20代の女性を松林に引きずり込み顔を殴ってけがをさせたうえ胸を触るなどわいせつな行為をした罪に問われています。 秋田地裁で6日開かれた裁判員裁判の初公判で、栗山被告は「犯行はしていない」と起訴内容を否認し無罪を主張しました。 検察側は冒頭陳述で被害者に付着していた体液と栗山被告のDNA型が一致しているとして被告人の犯行だと指摘しました。 弁護側は栗山被告は事件当日被害者の女性と出会い系サイトで知り合い別の場所で性行為をした後別々に帰ったとして女性は別人による被害に遭ったと主張しています。 裁判は7日証人尋問が行われます。