大麻を所持していたとして兵庫県警の警察官2人と飲食店経営者の男、あわせて3人が逮捕されました。 いずれも容疑を認めています。 7日までに麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県警明石署に勤務する加藤力登容疑者（24）と葺合署に勤務する岩城裕貴容疑者（42）、神戸市中央区の飲食店経営・紺谷研容疑者（43）の3人です。 加藤容疑者と岩城容疑者は1日に、紺谷容疑者は7日にそれぞれ自宅で、乾燥大麻を所持していた疑いが持たれています。 3人はいずれも「自分で使用するために大麻を所持していた」と容疑を認めています。 警察によりますと加藤容疑者が大麻を所持しているという情報を入手し自宅を捜索したところ、乾燥大麻が見つかったということです。 また、この捜索で、岩城容疑者が事件に関わった疑いが浮上し、その後に岩城容疑者の自宅を捜索した際には紺谷容疑者の大麻所持を示すものが見つかったということです。 加藤容疑者と岩城容疑者は同じ時期に明石警察署で勤務していて、面識があったといいます。 警察は大麻の入手ルートなどを詳しく調べる方針です。 警察官の逮捕を受けて兵庫県警は、 「本県警察官が逮捕されたことは、誠に遺憾。 捜査及び調査により判明した事実を踏まえ、厳正に対処いたします」 とコメントしています。