マレーシアを拠点に特殊詐欺事件に関与したとして、 日本人の男4人が日本に移送され、逮捕されました。 マレーシアから移送され、逮捕されたのは、無職の葛籠匡矢容疑者(25)ら4人です。 4人は今年7月から8月にかけて、警察官などをかたり、群馬県に住む80代の女性に「詐欺の疑いがあり、身の潔白を証明するために紙幣を調べる必要がある」などとウソの電話をかけ、現金50万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察によりますと、4人はいわゆる闇バイトに応募し、マレーシアを拠点とする詐欺グループに加わっていて、現地当局が今年8月に拠点を摘発し、4人や外国人など合わせて9人を拘束していたということです。 警察は4人の認否を明らかにしていませんが、グループの実態を詳しく調べています。