6月に北九州市のジュエリーショップが仮面をかぶった2人組の男に襲われた直後の映像です。 この事件では総額3200万円相当のネックレスが奪われていましたが、警察は9日までに少年ら3人を逮捕しました。 警察は「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆるトクリュウによる組織的犯行とみていますが詳しい犯行の手口が見えてきました。 警察によりますと、大牟田市の16歳の少年とみやま市の17歳の少年は共謀して6月、北九州市小倉北区竪町のジュエリーショップに押し入りました。 そして少年らは刃物で店員を脅し、ネックレス22点、時価総額3200万円相当を奪った疑いが持たれています。 わずか数分での犯行。2人はその後、タクシーに飛び乗り、70キロ以上離れた福岡市内へと向かいます。 公園のトイレにリュックサックを隠したのは16歳の少年。もう一人はタクシーで待機し、犯行後は博多駅へと向かい自宅に帰ったということです。 そしてこれを回収したとして、糸島市の左官工の男(21)も逮捕・起訴されています。 3人とも「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認め、「SNSで指示を受けた」と話していることから、警察は「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」による組織的な犯行とみて詳しく調べる方針です。