別府市内で先月20代の男性を車に乗せ、顔を殴るなどして全治2週間のけがを負わせた疑いで暴力団組員ら5人が逮捕されました。 逮捕監禁と傷害の疑いで逮捕されたのは大分市大津町の指定暴力団6代目山口組傘下の組員の男(26)、大分市下郡南の無職の男(23)、住所不定無職の男(20)ら合わせて5人です。 5人は共謀して先月12日未明、別府市内で20代の男性を乗用車の後部座席に乗せて発車し、2時間弱にわたって不法に逮捕監禁した上、殴る蹴るの暴行を加え顔などに全治約2週間のけがを負わせた疑いが持たれています。 組員の男と大分市の無職の男はこの翌日に同じ男性の手足を縛り、大分市内のアパートに閉じ込めた逮捕監禁の疑いで先月逮捕されていました。警察は犯行の動機や経緯、5人の役割分担などについて捜査しています。