札幌市白石区の国道できのう車3台が絡む事故があり、この事故で、対向車線にはみだした車を運転していた41歳の男が逮捕されました。 事故があったのは札幌市白石区中央2条3丁目の国道12号です。 きのう午後2時半ごろ、目撃者から「交通事故でけが人が出ている」と警察に通報が入りました。 警察によりますと、いずれかの黒色の乗用車が中央線をはみ出し、対向車線を走る乗用車にぶつかり、そのままほかの1台も巻き込んだということです。 この事故で乗用車を運転していた60代の女性がけがをしましたが、搬送時意識はあり、会話ができる状態だったということです。 警察は、対向車線にはみだした車を運転していた住所不詳の阿部賢一郎容疑者41歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 阿部容疑者は警察の調べに対して「事故のことはよく覚えていない」と容疑を否認しています。 警察によると阿部容疑者は、一度現場から離れるような素振りも見せていたということで、詳しい事故の原因などを調べています。