飯田市で13日、軽バンを運転中に赤信号を無視してオートバイに衝突し、大けがをさせたとして、信州大学の教授の男が現行犯逮捕されました。 過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、伊那市坂下に住む65歳の信州大学の教授の男です。 飯田警察署の調べによりますと、男は13日午前10時半過ぎ、軽バンを運転中に、飯田市吾妻町の信号機のある交差点で、右側から来たオートバイと衝突しました。 この事故で、オートバイを運転していた飯田市白山町の44歳の会社員の男性が、肋骨を折るなどの大けがをしました。 男にけがはありませんでした。 目撃者の証言などから、警察は、男が赤信号を無視して交差点に入ったことが事故の原因として、その場で逮捕しました。 男は、容疑を認めているということです。 現場は、JR飯田駅から東へ直線で600メートルほどの中心市街地にある、柳通りと呼ばれる市道と、幅5メートルほどの中央分離帯に樹木などが植えられている並木通りと呼ばれる市道が交わる交差点で、男は、並木通りを北から南に向け走っていました。 信州大学は、14日、ホームページで、「本学教員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害に遭われた方、関係の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、本学におきましても事実関係を確認のうえ、厳正に対処するとともに、このような事態が再度発生しないよう、全教職員への指導を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とのコメントを発表しました。