勤務していた障害者グループホームで入所者の男性に暴行を加えたとして、74歳の自称・介護福祉士の女と47歳の介護職員の男が逮捕されました。 暴行容疑で逮捕されたのは浜松市中央区佐鳴台にある障害者グループホームの元職員で、同区和地山に住む自称・介護福祉士の女(74)と同区佐鳴台に住む介護職員の男(47)です。 女は7月3日午後7時頃、この障害者グループホームに入所していた男性(56)を足で蹴るなどした疑いが、男は3月18日午後9時頃、同じ男性をイスに縛り付けて動けなくさせた疑いが持たれています。 事件は虐待行為を認知した施設が男性の家族に連絡し、家族が警察に相談したことで発覚しました。 いずれも他の職員の関与はなく単独での犯行とみられ、調べに対して女は容疑を否認している一方、男は容疑を認めています。 警察によると、男は今も別の介護施設で働いているということです。 浜松中央署は事件に至った経緯や動機などについて調べを進めています。