SNSロマンス詐欺で県内初の摘発 容疑の会社員を逮捕 佐賀県の50代女性から10万円詐取 沖縄署

SNSを使って恋愛感情を抱かせるSNS型ロマンス詐欺の手口で金銭をだまし取ったとして沖縄署は14日、うるま市の会社員の容疑者の男(45)を詐欺容疑で逮捕した。認否を明らかにしていない。SNS型ロマンス詐欺での摘発は県内初という。 署や県警組織犯罪対策課によると、6月上旬〜7月5日ごろ、同容疑者は何者かと共謀し、国内の著名ミュージシャンなどになりすまして、SNS上で知り合った佐賀県の50代女性から10万円をだまし取った疑いがある。LINEでやりとりをして好意を抱かせた後、国外のファンからの贈り物を受け取るための架空の関税費として10万円を要求。同容疑者が管理する口座に振り込ませ、別の口座に振り替えたという。 さらに、何者かが暗号資産(仮想通貨)に換えて国外流出させた形跡が確認されている。LINEも国外で操作されていたといい、県警は組織的な犯行とみて調べている。

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