テルアビブでピッチに発煙筒 サッカー騒乱で40人超負傷

テルアビブ、イスラエル、10月21日 (AP) ― テルアビブで行われた地元クラブ同士のダービーマッチで、暴徒化したサポーターが発煙筒などをピッチに投げ込み、数十人が負傷した。イスラエル当局が10月20日、発表した。 ブルームフィールド・スタジアムで行われた市内ライバルチーム、ハポエルFCとマッカビFCの試合は、公共の安全への懸念から最終的に中止された。 警察発表によると、少数のファンが秩序を乱す目的で来場し、数十発の照明弾と発煙弾をピッチに投げ込み、負傷者は警察官5人含む42人に上った。数十人が逮捕され、うち11人が裁判所に送致、残りは制限付きで釈放された。 マッカビFCは声明で、ハポエル戦の中止は敵対するサポーターによる発煙筒投擲が原因であり、マッカビFCの遠征サポーターによるものではないと説明。 一方のハポエルFCはソーシャルメディアへの投稿で、試合中止の決定を「不当」かつ「性急」と評し、負傷者の大半は警察の行動によるものだと主張した。 この数日前、マッカビFCのサポーターが来月、ヨーロッパリーグの試合を観戦するために英国へ渡航することを。セキュリティ上の懸念から、禁止するという物議を醸す決定がなされた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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