薬剤投与で抵抗不能の患者に性暴力か 医師を逮捕 兵庫・尼崎

診察に訪れた女性を抵抗できない状態にして性交したとして、兵庫県警尼崎南署は22日、神戸市東灘区西岡本2、医師、瀬尾達容疑者(63)を準強制性交等の疑いで逮捕したと発表した。「今は思い出せません」と容疑を否認している。 逮捕容疑は、2020年11月19日午後1時50分ごろから午後3時40分ごろまでの間、瀬尾容疑者が院長を務めていた尼崎市内のクリニック内個室で、来院した患者女性(当時28歳)に対し、薬剤のようなものを投与して抵抗不能の状態にして、性交したとしている。署は余罪があるとみて捜査している。 瀬尾容疑者は7月17日、薬局から糖尿病の治療薬を盗んだとして、建造物侵入と窃盗容疑で逮捕され、処分保留になっていた。家宅捜索の押収物や供述などから今回の事案が判明した。【前田優菜】

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