沖縄県内で相次いだ米兵による性暴力事件の再発防止の一環として、在日米軍の憲兵隊（MP）が11月1日未明、那覇市内を単独でパトロールすることが23日、市への取材で分かった。 米軍基地周辺ではない那覇市内の繁華街をMP単独でパトロールするのは初とみられる。 那覇市には21日、法執行が可能なMPによるパトロールを実施すると米軍から連絡があった。市は「米側の自助努力として理解を示す立場だ」としている。 4月には、沖縄市の米軍基地に隣接する繁華街でMPと県警などと合同で実施。その後、米軍単独でも行い、逮捕者も出ている。