へずまりゅう氏、山上被告の初公判傍聴へ 抽選倍率22・7倍突破「初めて。すごい」本人も驚く

2022年7月に奈良市で参院選の応援演説中の安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判初公判が28日午後2時から奈良地裁(田中伸一裁判長)で開かれる前に、同日朝から傍聴希望者が列をつくった。一般傍聴席32席に対し、727人が訪れ、抽選倍率は22・7倍だった。 奈良市議選に無所属で出馬し初当選を果たした元迷惑系ユーチューバー、動画配信業へずまりゅう氏(34)が傍聴券が配られた奈良公園春日野園地で、列に並んだ。 午前11時45分、奈良地裁のホームページで抽選結果が発表され、へずまりゅう氏は当選した。高倍率を突破しての傍聴に「傍聴券の配布に並んだのは初めて。すごい」と驚いた。 「発言もだけど、どんな表情をしているのかを見たい。反省の顔をしているのか。テレビで出た映像からどれだけ顔が変わったのかとか。自分も逮捕された経験があるから分かるけど、まずげっそりやせる。表情が変わる」と話した。 発言について「やったことに対してどれだけ責任を取ろうとしているのか」と注目したいとした。

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